山北 橙(だいだい)蒸留会を行いました♪

1月22日、だいこくの郷古民家にて、
橙(だいだい)の蒸留会を行いました。
今回イベントを担当させて頂いた今野がレポートいたします!!
どの木を、誰が、どのように育てたのか。
所有者や育て方が特定できている原材料で蒸留する。という大変貴重な体験会でした。
一般に市販されている蒸留水やアロマオイルは、
一体どのように、どんな場所で育てられたのかを気にする人は少ないかもしれませんが、、、、
言われてみたら、実際それってどうなってるの??って疑問に思います。
今回の橙は、農薬も肥料もしない、もちろんほったらかしの樹木ではあるのです。
ほったらかしといっても、実はお日様と風と土と雨、たくさんの菌たちが関係しあって満ち満ちた状態で育っていく。
あとは、伸びすぎた木を剪定したり、今日も元気だね!と、声をかけたり、
そんな生活の中にいてくれる優しい木からの贈り物をいただく会でした。
講師は澤本千鶴先生。サポートについてくれたのは青山ゆきのさん。
お二人とも知見が深く、植物の話とその使い方、ちょっとしたコツなどのお話で盛り上がりながら、蒸留は進みます。
1番のへぇ~!ポイントは、
柑橘のオイルは光毒性があり、お日様に当たるとシミの原因になるとガイドブックなどに書いてありますが、
それは圧搾法で作られたもので、蒸留法ではその危険性はないとの事。
たしかに、購入したオレンジのアロマオイルに比べると、蒸留水と共にとれた橙のオイルはとってもサラサラしていて、不思議なくらい軽い感じがするのが面白い。
~作っていく過程は~
まずは橙の皮剥き。
下処理をして鍋に投入、ぐつぐつと煮ながら蒸留機を通って瓶に溜まる過程を眺めます。
この過程を通して、オイルや蒸留水が貯まっていきますが、
ポタポタと貯まる様子は、終わりなく眺められてしまう。。。。うっとり。。。。
どこか永遠を感じるような作業と部屋中に充満する香りが、心を癒します。
蒸留が始まってしばらく時間がかかるので、その間にお弁当タイム。
今回は、町内にある カフェだいず のランチ弁当をご用意させていただきました。
橙で作ったポン酢を使いたいとのリクエストに応じて、蒸豚をおかずに入れてくれたり、生姜の煮物はレーズンや胡桃に酒粕が入って、とっても美味しいお弁当でした。
そこに、私(今野)がミキで作った手作り豆乳ヨーグルトに、講師の千鶴さんが橙のヨーグルトソースを作ってきてくれてコラボデザートに。
とてもリッチなランチになりました!参加者の皆さんからの評判も上々でした!
食後は、千鶴先生が用意してくれたグリセリンやチンキを使って、橙の蒸留水で「お化粧水」を作ってもらいました。
これが本当にすごい!
お肌につけたら、、、しっとりするし、香りはいいし!いい事づくめ!
そしてやっぱり安心安全!
こんなに楽しめて、そして橙のおかげですっかり癒されたうえに
橙の白い皮の部分(これはお風呂に入れるとお肌ツルツル)や
絞った果汁
作った蒸留水やお化粧水と
オイルなど
たくさんのお土産満載
これからも、橙の香りで癒されつつお肌ピカピカを目指しましょ♪
そして、こぼれ話
柑橘の香りが好きじゃない人!!
もしかすると、癒されたり、ご自身の気持ちを緩ませる事に許可が無いのかも。
「まだ、私は緩んでる場合では無い」ってことがあるみたいです。
うっ、ちょびっと私も心当たりある〜
その辺りの解放を橙さんに手伝ってもらいたいと思います。
充実した1日に感謝満載☆
次回の蒸留会を楽しみにしてくださいね!!