神奈川県山北町で毎月第一日曜日に開催される「やまきた駅前朝市」が18年目に突入したことを祝う記念イベント「祭り」が6月2日、開催されました。イベントには町内外から17店舗が出店。訪れた親子連れらが多彩な出店の商品を買い求め、JR山北駅前はにぎわいました。
イベントは、「やまきた駅前朝市実行委員会」(石田一郎委員長)の主催。
コロナ禍乗り越え
「駅前朝市」は、駅前大通り商店街の利用客を増やそうと町商工会に所属する商店主らが2006年11月に初開催。当初は20店舗ほどの出店がありましたが、近年は出店数が減少傾向にあるといいます。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大によって2020年以降は「緊急事態宣言」が出される度に中止を余儀なくされるなど、困難な状況が続きましたが、「朝市を続けてほしい」との励ましもあり、何とか継続してきました。
新型コロナの「5類感染症」への移行を受け、「駅前朝市」の出店規模の拡大を目指して今回のイベントを企画したといいます。
ガラガラ抽選会、コスプレ団体、ヤマメつかみ取り
この日開かれた「祭り」は、恒例の「ガラガラ抽選会」のほか、町内で養殖されているヤマメのつかみ取り体験や、映画「スター・ウォーズ」のコスプレ団体である「501st日本部隊」の“出撃”、地元のお惣菜店の出店など盛りだくさんの内容。訪れた親子連れらが多彩な出店の数々に足を止めて商品を買い求め、午前中で品切れになるお店もありました。