みんなで山北町の未来を考えよう!ワークショップを行いました

11月下旬、山北町に新しくオープンしたカフェ Tree Wood Coffeeさんの場所をお借りして、

 

山北町をもっといいまちにするために何をしたらいいのだろう?

そのために、駅前商店街ができることは何だろう?

そもそも、いいまちってどういうまち?

そんなテーマをみんなで話し合うワークショップを行いました。

 

町民の方、町外の方からもお越し頂き、総勢16名の方にご参加いただきました。

 

町外の方は、ご自身のまちの活性化にむけて活動されておられる方でした。何かヒントがあるのではないか?という思いからご参加くださいました。

 

ワークショップでは、2グループに分かれて2つのテーマについて発表していただきました。

 

   

 

以下、発表いただいた内容です。

【 テーマ1】 山北町 / 商店街が元気になるための ” 真の課題 ” は何だろう?

グループA:

・山北町には、レトロ感のあるいい駅前商店街がある。使い方はいろいろある。

・商店のみなさん、地主、家主の方の心を開かせることが大事。新しい人たちが来ると商売にもなる。

・そのためにはビジョンが大事。時間はかかるが、面白い商店街にして、山北町を活性化することはできる。

 

グループ2:

・山北=〇〇というイメージがない。山北カラーが湧きづらい。観光案内所のパンフレットを見ても響くものがない。

・山北町を訪れる人は非日常を望んでいる。自然や食事の場面も大事。

・移住や定住を望む人は、人とのつながりを重視している。山北町の人は、知らない人が来るとうまく対応できない。

 

【 テーマ2】テーマ1で見いだした課題を解決するための ” グッドアイデア ” を考えよう。

グループA:

・「食」これぞ山北を明確にする。例えば、山北名物の駅弁を作る。

・商店街のシャッターをシャッターでない形で活用など。

・地元の人も外部の人も「我が事」が大事。山北には自分は携わったということが大事。

 

グループB:

・「じゃぁ、行ってみようかな」って思える「あこがれ」を作る。

・外部の人からの発信。外部の人が言うと、じゃあ行ってみようかなとなる。外部の人による新しい発見によってコミュニケーションが起きる。

・来街者は喉も渇くしお腹も減る。その受け口を用意しておくこと。また、いい体験をしてもらえれば印象が変わる。

 

などなど、多数のご意見が発表されました。

 

個人事業されている方にとっては死活問題でもありますので、お悩みを抱えていたり、SNSを活用されている方もおられたり、さまざまなお立場からのご意見が印象的でした。

 

今回場所をお借りしたTree Wood Coffee オーナーのご夫婦は、お子さんを育てる環境、生活環境などを考えた時に山北町が理想そのものだった!と。そして、たくさんのご縁とご協力を頂き、カフェをオープンできた。今後はギャラリーとしても使っていきたいとのことでした。店内はとてもお洒落な空間です。まだ行かれてない方はぜひ!おすすめです。手作りのカヌレとコーヒーは最高です☆

 

筆者の私は町外に住んでいますが、山北町のたくさんの魅力と、少し不器用ながらも鋭い感性センスをお持ちのまちの方々が大好きです。

これからも山北の魅力を発信しつつ、山北町に一人でも多くの方に遊びにきていただき、大好きになった山北町に移住してくださる方の支援についてもお役に立てたらと思います。

 

「知らないことには応援もできない」

ワークショップの中でとある方のお話にでてきました。

魅力しかない山北町をたくさんの方に知っていただきたいです。

 

ご参加いただいた皆様、お忙しい中、貴重なご意見をありがとうございました。