レポート【基礎編】竹細工講師養成講座を無事に終了しました!

25年5月15日から始まった3か月間。全6回コース。
7月24日に無事に終了しました。

 

山北町では、山林が放置され竹が繁茂している場所が増えていますが、こうした竹林の環境を整えると同時に、これまであまり活用されていなかった未利用資源の竹を活用する講座です。

参加者様には、山北町の自然体験をしていただくことに加え、竹細工講師になれるスキルを身に着けていただきます。講師になった方が新たに講座を開くなど、更なる交流人口の拡大につなげます。また、会場はできる限り空き家を地域交流に活用している場所を利用させて頂きました。講師を目指す皆様に、空き家を活用する場作りの魅力と展望をご理解頂けたのではないかと感じました。

 

会場は主に、カフェだいず にご協力頂きました。
お店のテーマは、「できることは手づくり」をモットーにされています。
4年前に山北に移住されたご夫婦が営んでおられます。築100年の空き家を棟梁である旦那様が手作りでリフォームしており、店内は心が和む雰囲気になっています。BGMはお手製の竹スピーカーから流れます。自家製野菜や手作りお味噌など、体に優しいランチやスイーツなど提供してくれます。お酒もあります。駐車場もあります。
ぜひ多くの方に訪れてほしいお店です。

 

さて、講座では
竹の切り出し~ひごつくり~かご作りまで、竹のあれこれをたくさん学びました。

参加者様は、合計6名。女性5名・男性1名。
横浜市青葉区、南足柄市矢倉沢、平塚市、熱海市、山北町内からお越し頂きました。
中には、ご自身の竹林整備の延長の学びとしてご参加された方。また、山北町で森林整備のお仕事をされている方で竹の活用をもっと知りたいとご参加頂きました。

 

第1回では、竹林に入って、初めての竹の切り出し、初めて手に持った竹包丁。初めてのひご作り。皆さん首肩腰、腕、手、目がお疲れでした。。。でも楽しい充実感。

第4回では、ひごつくりの最後の工程、面取りまで進みました。
ひごが作れないと、かごが作れない・・・。竹細工ができない・・・。

 

ほんと、皆さん、武士が家で刀を磨いているようで、とてもかっこいいいです!!

↓↓講師のたけぞう先生。写真をよ~く見てください。生徒さんに指導してる最中ですが、もはや手元を見ないで作業をされています。手の感覚だけでスースーとひごを作っていきます。すごい・・・・。

見るんじゃない感じるんだ。と背中で教えてくれる。
考えるな感じろ。的な、精神統一に絶対おすすめの、ひご作り。

 

 

いよいよ第6回の最終回では、各自ひごを薄はぎ、幅取り、面取り、裏すきまで行い、講師の たけぞうさん に教えてもらいながら、六つ目網み波縁かごを作りました。

まだ刃物の扱いにも不慣れな参加者様は多いものの、自宅での練習を積んで来られたり、皆さんとても意欲的に熱心に取り組んでおられました。

 

最終回であっても、毎回竹の切り出しから始まるのです。

おや?ブルーシートの上が散らかってない。上達すると綺麗に作業ができるようになってくるんですね。
仕事ができる人は机の上を広くて綺麗といいますが、こういう事なのかと、私の机の状態・・・なるほど(汗)

 

皆さんが作られたかごをお披露目させて頂きます。
自分らで、竹の切り出しから、ひごを作り、実際に編んだかごです☆
なんだか味わい深くて愛らしい!

(かごの網目が6角形で、縁が波のように表現されているので、六つ目網み波縁かごです)

 

筆者である私は、細かい作業が苦手。竹包丁を握ってひごを作ってみたのは一度きり・・・
竹の皮がぺロ~ンとリンゴの皮みたいに・・・。実際にやってみて「難しい」ことがを感じられただけで、大変満足であります・・・(汗)

 

【最終回の参加者様の声】

  • 最終日、練習不足の為難しかったですが、久しぶりに長く集中し、腰は痛かったですが気持ちは充実させてもらいました。皆さんにはお世話になりました。
  • 充実した竹の日々ありがとうございました。6回出られるか心配でしたがどうにかできました。復習をしてできる様になりたいと思います。
  • かご、なんとか形になりました。また次回お会いできますように。
  • みなさま、ありがとうございました。6回ご一緒できて良かったです。最終日いちから私だけ絶対間に合わないと半泣きでしたが、なんとか追いつけ嬉しかったです。みなさんの上達が早い!私も練習してかご出来るようにがんばります。
  • たけぞう先生、皆さま、ありがとうございました。とっても楽しかったです。思うように参加できませんでしたが、カゴまで辿り着くことができて良い時間を過ごすことができました。自分で作れるようにがんばります。

 

さぁ、今回の基礎編にご参加頂いた方のみ次なるステージに進める、応用編①では、
ひごとかご編みに集中していきます。まだまだ楽しみが続いていきます。

 

【講師紹介】

たけぞう(竹澤 清尚)

大学卒業後、小学校教員として約30年勤務。在職中に鎌倉竹部の竹細工を学び、教員を退職し現在に至る。竹林整備を行いながら、竹細工や竹灯籠の製作などを中心に活動を進めているほか、竹炭の作成、竹チップ、竹パウダーを利用した土壌改良など、竹を活用した循環社会の在り方を考え、竹の可能性を探りながら現代の竹のある暮らしを目指している。