「ふらっと山北」開所式行いました!

10月17日、地域共生交流拠点「ふらっと山北」を無事にオープンすることができました。

 

改修工事にご尽力頂いた皆様、お声をかけて頂いたご近所の皆様、お花を送って頂いた皆様、お心遣いを頂いた皆様、多くの方からの温かいお気持ちが嬉しく思います。誠にありがとうございまいした。

 

 

開所式では、関係者の皆様や報道の方にご参加頂きました。

 

 

基調講演は、「地域共生エコミュージアム構想」について横浜国立大学名誉教授 大原一興様にお話をして頂きました。外国や、日本各地で行われており、たとえば町の宝を見つけて町の皆様と一緒に展示したりする取り組みだったり、その地域特有に様々な展示を行ったりしていきます。山北町の魅力を町の皆様と共に発信していけたらと考えております。

 

 

午後のオープニングイベントでは、
フレイル予防のお話を、 神奈川県理学療法士会副会長 露木昭彰様にお願いしました。年を重ねていくとどう体が変化していくのかをデータを元に、フレイル予防の在り方を詳しくご説明して頂きました。関心を得たのは、山北町のご高齢の中に寝たきりの方、痴呆の方がとても少ないというデータがあり、素晴らしいと感じました。データを元にした取り組みよりも、データそのものが改善されていくよう露木様の活動は続いていきます。
これから「ふらっと山北」でもフレイル予防を取り組んでいきますので企画を立ち上げた際は、ぜひご参加ください。

もう一つのイベントでは、
アロマの話を、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会 青山由幾乃様にお願いしました。以前より、未利用資源を活用する取り組みの中で、山北町で育った植物を使ったアロマ作り体験会を行っており、青山様には講師として様々な知識を教えて頂いていました。今回の内容は、今まで市販のアロマ製品は海外産のものが多い中、国産アロマの展望についてお話を頂きました。
また、ご来場頂いた皆様にお渡ししたお土産のヒノキの蒸留水と香り袋。ヒノキの蒸留水を使ってハンドマッサージを教えて頂きました。手首が楽になり、毎日繰り返すと肩こりも楽になるとのことでした。

 

また、同時に、室内でアロマオイルを作る水蒸気蒸留器を使って、山北町で育ったヒノキの葉っぱを蒸留しました。室内にだんだんと心地よい香りが広がりました。イベントの最後には、出来上がったヒノキオイルを楽しみました。優しく頭がスッとする香り。やはり自分達で作るアロマオイルは安心感があります。
愛着あるこの蒸留水やアロマオイルを使って、もっと日常に役立てていけるように設置している水蒸気蒸留器を活躍していきます。

今後の「ふらっと山北について」

地域共生交流拠点とし、
フレイル予防や歴史、科学などの幅広く多様な人とたちが楽しく学べる場や、
山北町の竹や柑橘などの自然資源の価値を体験して頂く交流の場を創っていきます。

学びやイベントがない日は、フリースペースとして電車の待ち時間やお散歩の休憩、待ち合せなどにご利用頂けます。

「ふらっと山北」の願い

「ふらっと」には、2つの願いを込めています。
1つ目は、誰でも「ふらっと」立ち寄れる場所でありたい、という願い。
2つ目は、自然との共生を基本として、みんなが「ふらっと」に生きて欲しい、という願いです。

フラットな生き方とは、心の中を穏やかに保ちながら、感情や偏見に流されず、冷静で柔軟に生きることを指します。

例えば、困難な状況でも焦らず冷静に対応したり、多様な価値観を受け入れたりする心構えです。

「ふらっと山北」に来たら、この価値観を共有していただけると幸いです。

直近のイベントのご案内

11月4日(火)エコミュージアムセミナーを開催します。町全体が博物館。町の魅力を町の皆様と一緒に自慢大会。伝統や歴史を大切に守って伝承していく。そのような事にご興味ある方、ぜひご参加ください。
申し込みフォームこちら

 

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。