【随時掲載④】空き家・空き店舗の活用事例/岐阜県関市の「あいせき」/築130年の古民家を改修して開放

一般社団法人かながわ福祉居住推進機構が実施した自治体アンケートから、空き家・空き店舗の活用事例を紹介する企画第四弾。

今回は、岐阜県関市で築130年の古民家を改修し、2022年1月にオープンしたコミュニティースぺースあいせき」を紹介します。

寄付された古民家を改修

関市は日本のほぼ中心に位置し、人口は84,396人(2024年5月1日現在)。
古くから日本刀の産地として知られています。

関市によると、改修した古民家は1887(明治20)年に建設された木造瓦葺2階建てで、市街地の中心部に立地。2020年に所有者から「まちのにぎわい創出のために活用してほしい」と寄付されたそうです。

これを受けて市は2021年1月に改修工事に着手。費用は総額6268万円で、国庫補助の「空き家対策総合支援事業」や、合併特例債を活用するなどして市の財政負担を軽減したということです。

愛称公募で「あいせき」に

翌年1月にオープンした「あいせき」は、1階の土間を活用したオープンスペースのほか、自習やお茶会、セミナーなどに利用できる部屋があり、利用料は原則無料。

「あいせき」という愛称は113件の公募の中から地元の高校生が選出。「向かい合って相席する」「出逢いやふれあい」「ふるさと関市を愛する」などの意味が込められているといいます。

「あいせき」の近隣には、飲食や買い物などを楽しめる複合施設「せきてらす」などもあり、市街地のにぎわい創出に一役買っているようです。

現在「あいせき」の管理運営は市都市計画課が担っていますが、今後は指定管理者を置くことを念頭にしているということでした。